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こだわり旬の旅

【千葉・南房総】九十九谷展望公園で幻想的な雲海に大感激 見頃は10~12月

[ 2023年11月4日 14:58 ]

九十九谷展望公園に向かう途中で見えた雲海。墨絵のようだ
Photo By スポニチ

 Green Baseから徒歩10分ほどの所に“雲海の名所”があった。千葉県で2番目に高い鹿野山(標高379メートル)の山頂にある九十九谷(くじゅうくたに)展望公園。午前5時49分の日の出を見ようと早起きして出かけたところ、眼下の山並みの所々に雲海が浮かんでいるではないか。

 雲海は10月から12月頃にかけた寒暖差が大きくなる時期に発生しやすいといわれ、この日は10月中旬。君津市内から来たというカメラマンは「まだまだだね」と言うが、小さくてもこれまで見たことがないだけに大感激。太陽が顔を出し始めると、陽光が雲海に映え、さらに幻想的。まるで墨絵のようだ。

 高宕山(同330メートル)など上総の山々が幾十にも重なることから、その名が付いたという九十九谷。日本画の巨匠、東山魁夷の出世作「残照」はこの山並みを基にして描いた作品といわれており、観光スポットとして人気を呼びそうだ。問い合わせは君津市観光振興係=(電)0439(56)1325。

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