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こだわり旬の旅

【福井】まるでマジック!レトロかわいいジャガードリボンの工場を見学

[ 2024年3月2日 16:57 ]

ジャガードリボンを製造中のエイトリボンの工場
Photo By スポニチ

 織物の幅が10センチ以下の細幅織物の一大産地といわれる坂井市丸岡町に、昔懐かしいチロルリボンなどのジャガードリボンを製造する国内最大級の工場があった。北陸道丸岡ICから車で約10分の「エイトリボン」。1961年に創設、2015年に閉鎖された丸岡エイトリボン協業組合を、織ネーム(ブランドタグ)などを作る松川レピヤンが引き継いだもので、旧式ジャガード織機が現役で稼働。3~60ミリの幅広い細幅織物を織っている。

 18年からは工場見学がスタート。細い糸からカラフルなリボンができる工程はまるでマジックを見ているよう。タテ糸の間にヨコ糸を乗せた織機のシャトルが往復してリボンが織られるが、これが「シャトルバス」の語源になったというから驚きだ。昨年1月には、新幹線延伸に向けて「リボンズカフェ」がオープン。リボンバッジが作れるワークショップもあり、レトロ感満載だ。(電)0776(66)3550。

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