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こだわり旬の旅

【北海道・余市&小樽】神々、仙人が住むような…美しすぎる「神仙沼」

[ 2017年10月6日 19:06 ]

透明度抜群の神仙沼。神や仙人がいてもおかしくないほど神秘的だ
Photo By スポニチ

 名水豆腐の後は、ニセコ町から共和町にかけて連なるニセコ山系の湖沼の中で最も美しいといわれる「神仙沼」を訪ねた。JR函館本線小沢駅から車で約30分。チセヌプリ(標高1134メートル)の北側、海抜750メートルの高原に位置し、駐車場のあるレストハウスから高山植物などが自生する木道を約15分歩くと、急に視界が開けて湿地帯、そして神仙沼に出る。周囲500メートル、深さ2メートル。水面は青空に映えて輝き、透明度も抜群だ。

 1928年(昭3)、日本ボーイスカウトの生みの親・下田豊松氏の一行が青少年心身修養訓練道場候補地を求めて訪れた際に発見されたというが、ニセコの山々、アカエゾマツとタケカンバの原生林などを映す沼が織りなす空間は、名前の由来の通り、神や仙人がいてもおかしくないほど神秘的だった。問い合わせは共和町役場=(電)0135(73)2011。

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