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【静岡市】家康がルーツの“プラモデル王国” 最新トレンドは何と「盆栽」

ガンダムはじめさまざまなプラモデルが展示されている静岡ホビースクエア
Photo By スポニチ

 NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」であらためて注目を浴びている徳川家康。静岡市(当時駿府)で人生の3分の1の年月を過ごしたが、その影響で全国から日本一の技術を持った職人が集結し、模型・プラモデルやビールなどさまざまな産業を生み出したという。家康の存在、歴史から派生したオンリーワンの“ものづくり”を求めて“家康の町”を訪ねた。

 家康とプラモデル――。どうしても結びつかなかった両者の関係が、JR静岡駅から徒歩1分の「静岡ホビースクエア」(入場無料)を訪ねて、ようやく理解することができた。

 「江戸時代、家康が崇敬した静岡浅間神社を再建するにあたり、全国から大工、彫刻家、塗師らの優れた職人が集められました。職人たちは木工、模型、漆器などの工芸品を手がけるようになり、駿河指物、駿河漆器など静岡市の特産工業へと発展。その技術が代々伝わり、模型、プラモデル産業の礎となったんです」と同スクエアの山田公之さん。今では静岡市に模型・プラモデルメーカーが10社以上。プラモデルの出荷額は約130億円と全国No.1で、シェア88%(13年、工業統計調査)を占めるという。

 同スクエアでは、1923年(大12)に設立された静岡市初の模型メーカー「青島飛行機研究所」(現青島文化教材社)の初期の木製模型飛行機から、タミヤ初のプラモデル「戦艦大和」(800分の1)、バンダイホビーセンターの「ガンダム」まで、計6社の約300点を展示。ミニ四駆のサーキットも常設され、プラモデルの一大基地となっている。

 そんな中、新たなメーカーも登場。代表の望月保延さんが脱サラして00年(平12)に創業した「プラッツ」で、同社が製造販売する「盆栽プラモデル」(税別1500円)が国内はもとより、海外でも注目を集めている。盆栽の中でインテリアとして人気のミニ盆栽を12分の1サイズで再現したもので、静岡市内の名盆栽園「苔聖(たいしょう)園」監修というこだわりぶり。今年6月の「日本おもちゃ大賞ハイターゲット・トイ部門」では優秀賞を受賞した。

 「壱」「弐」「参」「肆(よん)」の4種類あり、お土産に駅近くのプラモデル店で「壱」を購入、製作してみたが、これが意外に簡単。わずか15分ほどで完成。本物の盆栽を育てたような気分で、ほかの3種類も作りたくなった。

 「日本では10〜20代女性の購入者が多く、米国やヨーロッパ各国をはじめ海外への輸出額も年々伸びています。年商は現在7億円。目標は10億円です」と望月さん。プラモデルが家康の歴史の産物というなら、盆栽こそがふさわしい気がした。

 ▽行かれる方へ 車は東名道静岡ICから約15分、新東名道新静岡ICから約30分。盆栽プラモデルは通販でも。問い合わせは静岡ホビースクエア=(電)054(289)3033、プラッツ=(電)同(345)2047。

[ 2017年9月2日 20:03 ]

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