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麻也 空中も地上も任せろ「走りきる覚悟を持って…」

[ 2014年6月20日 05:32 ]

<日本代表練習>コーチの肩をつかみ、足を伸ばす吉田(右)

W杯1次リーグC組 日本―ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 対策以前に、まずは走力で圧倒する。午後6時15分から始まった公式練習は、気温27度、湿度は70%を上回り、センターバックで先発出場が濃厚なDF吉田は汗を拭いながらメニューをこなした。高温多湿な状況下で「お互いにとって苦しくなると思うけど、相手も必死でやってくる。走りきる覚悟を持っておかないと」と力を込めた。

 

 

 コートジボワール戦ではサイドからのクロスで2失点。ギリシャも1メートル88の長身FWミトログルが前線に立ち、露呈した日本の弱点を狙ってくることは間違いない。吉田自身も「細かいことは話せないけど修正するつもり」と高さ対策へ意気込んだが、それ以前に運動量で負けては流れを引き寄せることはできない。

 多くの課題を突きつけられた初戦から中4日。崖っ縁から決勝トーナメントへ進むために、何が何でも勝ちたいというのが吉田の思いだ。「勝ち方は気にしていないし、とにかく勝ち点3。全身全霊でやる。あとは試合を見てもらえれば」。空中戦だけでなく地上戦も制し、望みをつなぐ1勝をつかみ取る。

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