本田　エスコートキッズに「おす！」　ギリシャ戦で手つなぎ入場

ギリシャ戦で日本イレブンと一緒にピッチに入場した「エスコートキッズ」の小学生

　サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会のギリシャ戦で、「エスコートキッズ」に選ばれた国内各地の小学生１１人が日本代表選手と手をつないでピッチに入場した。試合直前の選手との交流に「興奮した」「楽しかった」などのコメントを寄せた。

　本田と手をつないだ東京都世田谷区の小学３年藤代哲成君（９）は「頑張って」と伝えると「おす！」と返事をしてくれたという。大久保とも話し「興奮した」と振り返った。

　「すごく楽しめた」という仙台市の小学４年郷家隆晟君（９）はキャプテンとして先発した長谷部と一緒にピッチへ。「『震災の試合に来てくれてありがとう』と伝え、宮城から来ましたと言うと、無言でうなずいてくれました」

　静岡県磐田市の小学５年小野寺茜さん（１０）は「緊張して息が止まりそうになった。（吉田）麻也選手に声を掛けたら、後ろの岡崎（慎司）選手が勘違いして『ありがとう』と答えてくれました」と振り返った。

　沖縄県宮古島市の小学３年国仲藍夢君（９）は「スタジアムの雰囲気がすごすぎて怖かった」。福岡市の小学５年鈴木航介君（１０）は「国歌斉唱の時、本田選手の歌声がものすごく大きかった」と思い出をつづった。

　エスコートキッズは日本マクドナルド（東京）が６～１０歳の男女を対象に募集し、１１人が選ばれた。（共同）