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コロンビア戦 青山、斎藤ら出番のない選手でビッグサプライズを

[ 2014年6月20日 11:05 ]

日本代表の青山

W杯ブラジル大会1次リーグC組 日本0―0ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 1次リーグ突破にはギリシャ―コートジボワール戦の結果にもよるが、コロンビア戦は必ず勝たなければならなくなったザックジャパン。これまでメンバーを固めて戦ってきたが、スポニチ本紙評論家の川本治氏(62)は出場機会がない選手を起用して「100%以上の力」を引き出すことも必要だと提言した。

 ザッケローニ監督はある程度、メンバーを固定しチームを熟成させてきたが、ここまで追い込まれてしまった以上、「流れがよくないから思い切った変化を期待したい。ビッグサプライズが必要」と変化を求めた。

<川本氏が提案するコロンビア戦スタメン>

本田

 大久保  遠藤 岡崎

青山  山口

 長友 森重  吉田  内田

川島

 勝利が必要な日本。センターバックは「セットプレーで得点力が生きる」森重、ボランチには「一本の縦パスで局面を打開できる」青山を指名。なかでも青山には「本大会に入って出番がなく、起用されれば意気に感じてやってくれるはず」(川本氏)。1トップには「決定力のある」本田、トップ下には「攻撃のリズムをつくれる」遠藤と攻撃に重点を置いた。スーパーサブにも「ドリブル突破と決定力もある」斎藤の抜てきを提言した。

 コロンビアはすでに2戦全勝で1次リーグ突破を決めており、メンバーを入れ替えてくる可能性もある。川本氏は「厳しい戦いなのは間違いないが、その中で選手は爆発してやんないと」。最後まで諦めない日本らしい戦いを期待したい。

 ◇川本 治(かわもと・おさむ)1952年(昭27)5月1日、北海道釧路市生まれの62歳。室蘭清水ヶ丘高校2年までGKを務め、中央大進学後以降はFWに転向。古河電工(現J2千葉)では9シーズンに渡ってプレーし、引退後はコーチ、監督、強化部長など要職を歴任した。現在は日本代表戦のほか、カテゴリーを問わずスタジアムに数多く足を運び、誠実な人柄で選手や関係者からの信頼も厚い。

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2014年6月20日のニュース