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惜しいFKのみ…コートジ戦より良くない本田「それが彼のプレッシャー」

[ 2014年6月20日 10:38 ]

ギリシャと引き分け、うなだれる本田(右)を支えるGK川島(中央)

W杯1次リーグC組 日本0―0ギリシャ

(6月19日 ナタル)
 数的優位を生かせず、ギリシャとスコアレスドローに終わった日本代表。個人の評価はどうなのか。

 スポニチ本紙評論家の川本治氏(62)は「第1戦に比べて両サイドバックが上がっていたのは良かった」と右の内田、左の長友と両サイドバックの攻め上がりを評価。だが、「サイドバックがこれだけ攻撃参加しているのに点が入らない。つまり、決める方の問題だ」とし、「これが第1戦なら良かった」と後がない第2戦でようやく勝ち点1という結果を残念がった。

 やはり、物足りなさを感じるのは決めるべき選手が決められなかったこと。「特に大迫、大久保は決定的な場面で決められなかった」と指摘。さらに「第1戦に続いて岡崎の不調がきょうも出た」とザックジャパンで最多ゴールを誇る岡崎の良さが出なかったこともポイントに挙げた。「岡崎は途中から1トップに入ったが、ゴール前に飛び込むシーンが見られなかった。コートジボワール戦に比べればチャンスはあったが、選手のストロングポイントを出し切っていない印象を受ける」と川本氏。

 エースの本田に関しては、「(きわどい)フリーキックが1本あっただけ。コートジボワール戦より良くない気がする」とし、「それが彼の受けるプレッシャーなのかもしれないが…」と結んだ。

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