菊水丸店主 珍宝堂

大阪・関西万博まであと3年!1970年大阪万博の珍宝に、ロシアがウクライナを侵攻する理由が見えてくる

[ 2022年6月1日 05:30 ]

1970年大阪万博のパビリオンで配られたパンフレット「ソ連邦」
Photo By 提供写真

 2025年4月13日~10月13日までの184日間、大阪市此花区夢洲にて開催される大阪・関西万博まで、あと3年を切りました。私の所属する吉本興業もパビリオンを出展します。そして、お祭り広場では、8月に入ると河内音頭の盆踊り大会が繰り広げられて、世界中の旅行者も踊りの輪に参加することでしょう。

 もちろん、櫓(やぐら)の上で「河内音頭 いのち輝く未来社会のデザイン音頭」を歌っているのは、菊水丸でおま!!

 気になるのは、150カ国を予定する海外からのパビリオン。1970年の日本万国博覧会では米国とソ連が、しのぎを削りました。あれから半世紀が過ぎ、東西冷戦はソ連崩壊により終結。25年は、G20を中心とした友好的な博覧会になるかと思いきや、ロシアがウクライナヘ侵攻。大阪・関西万博への両国の参加はどうなるのか?

 前回万博のパビリオンで配られたパンフレット「ソ連邦」を読みますと、ウクライナについて「ロシアに次ぐヨーロッパ第二の大国。穀倉地帯でコムギを栽培。鉱産資源も豊富。クリミアは保養地」と書いてあり、侵攻の理由が見えてきます。(河内家菊水丸)

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