広末涼子 離婚発表なぜ自ら?「ママブランド」回復狙いか 親権強調しイメージダウン払拭へ

[ 2023年7月24日 04:05 ]

広末涼子
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 不倫騒動の渦中にある女優の広末涼子(43)が23日、所属事務所の公式サイトで、夫のキャンドル・ジュン氏(49)と離婚したことを発表した。3人の子供の親権は広末が持つ。本紙の取材では、今後は不倫相手でシェフの鳥羽周作氏(45)と再婚に向けて動き出すことになるが、いばらの道になりそうだ。

 約1カ月間、沈黙を守っていた広末涼子が突然離婚を発表した。なぜ、あえて自ら報告したのか。文書の中では財産分与などには触れず「私が親権者」と子供3人の親権を持つことをアピール。ここがポイントの一つとなりそうだ。

 離婚の報告をするか「とても悩みました」という広末。発表は学校が夏休みに入ったのに合わせたとみられ、芸能関係者は「子供のことを最優先に考えての対応だろう。自宅で過ごす時間が増える中、騒動がこれ以上過熱しないよう区切りをつけ、落ち着いて環境の変化に適応できるようにするなどの配慮があったのでは」と指摘する。一方、失墜した自身のイメージ回復への思惑も透けて見える。

 不倫を報じられた際、ホテルに深夜3時過ぎまで滞在する姿などがキャッチされ、SNSでは「育児放棄」など批判の声が相次いだ。キャンドル氏の会見では、複数の俳優との不倫も明かされ「スキャンダル女優」のレッテルも貼られた。ベストマザー賞受賞などで築いた“ママブランド”は完全に崩壊した。

 ただ、子供3人の親権が広末に渡ることは当初から予想されていた。キャンドル氏が6月の会見で、家族会議で広末が子供たちに「パパとママは離婚するけどどっちと暮らしたい?」と聞いたところ、長男と次男は「ママといる」と答え7歳の長女はただ泣いていた、と明かしていたからだ。関係者は「子供たちは最初から広末さん側に付いていた。広末さんも親権が取れるように動いていた」と振り返り「今回、自身が子供3人の親権を持ち、育てていく事実を明確に示した。ママとして仕事をしていく上で、そのイメージを回復させたかったのでは」との見方を示す。

 さらにネックになりそうなのが、所属事務所との軋轢(あつれき)だ。無期限謹慎処分を言い渡された広末は、その渦中で週刊誌記者に直接電話して事務所を批判。離婚発表は事務所を通じて行ったが、周囲からは「事務所とうまくやっていけるのか」と心配する声もある。一方、テレビ関係者は「広末さんクラスの実力と知名度なら、仕事はある。これで復活すれば、それこそ“魔性の女”ですよね」と語る。

 今回の騒動で多くのものを失った広末。離婚成立で一つの区切りはついたが、今後はいつ、どんな形で復帰するのか注目される。


 ≪「きもちくしてくれて…」注目集めた“交換日記”≫ 一連の不倫騒動では直筆の文字による“交換日記”が注目を集めた。週刊文春は、2人のものとされる文字のやりとりを掲載。直筆の文面には、広末が鳥羽氏宛てに書いたとされる「入ってくれて」「きもちくしてくれて」と感謝する生々しい言葉も記されていた。報道後、2人はそれぞれ謝罪文を公開し不倫を認めた。広末は直筆の謝罪文を書いたが「美文字だ」と絶賛の声もあった。


 ≪広末涼子 離婚発表までの経過≫

 ▼3月下旬 広末と鳥羽氏がレストランで出会う

 ▼6月4日 文春の直撃取材に、広末、鳥羽氏とも不倫否定

 ▼7日 不倫疑惑を文春オンラインが報道

 ▼同 所属事務所が広末を厳重注意したとのコメント発表

 ▼11日 キャンドル氏がイベントで「けじめをつけます」「お楽しみに」と発言

 ▼12日 文春が“交換日記”について事務所、鳥羽氏に事実確認の質問状送付

 ▼14日 広末、鳥羽氏両者が謝罪コメントで不倫認める

 ▼18日 キャンドル氏が緊急会見

 ▼20日 広末自ら文春記者に電話し所属事務所への不信感を口に

 ▼22日 鳥羽氏が文春の取材に応じ「sio」の代表辞任を発表

 ▼26日 週刊女性PRIMEがキャンドル氏の過去の暴行・不倫疑惑を報道

 ▼7月1日 鳥羽氏が長野県新店舗のオープン日に一部メディアに「抹殺された方がいい」「俺の方がまだ純愛」などとキャンドル氏に対し発言

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