豊川悦司 寂聴さんの不倫相手役熱演に秘書・瀬尾氏太鼓判も、40歳の役は「キツイんじゃ…」

[ 2022年11月4日 20:53 ]

11月4日に大阪市内で舞台挨拶した寺島しのぶ(左)と豊川悦司
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 女優寺島しのぶ(49)と俳優豊川悦司(60)が4日、大阪ステーションシティシネマ(大阪市北区)で行われた映画「あちらにいる鬼」(監督廣木隆一、11日公開)の先行特別上映会で舞台あいさつした。

 かつて不倫関係にあった出家前の瀬戸内寂聴さんと作家・井上光晴さんをモデルに、井上さんの長女で作家の井上荒野氏が描いた同名小説を映画化。寺島は、昨年11月に99歳で亡くなった寂聴さんの若き日を演じた。寺島は、映画化を喜んだ生前の寂聴さんに手紙を書いたといい、「京都で会う約束もしてたんですが、コロナ禍でかなわなず、会えずじまいでした」と告白した。

 この日、登場した寂聴さんの秘書・瀬尾まなほ氏(34)から「瀬戸内がこの場に居たら、“トヨエツっていい男よ~”“寺島さんはやっぱり凄い女優だわ”って言うんじゃないかと思う。10年間一緒に居たんで、何て言うかは分かる」と太鼓判を押され、寺島と豊川からは笑顔がこぼれた。

 豊川は「寂聴先生とはできたら一度お目にかかりたいなと思ってました。多分どこかで今日も見ていらっしゃると思います」と語った。また、「いい男」と言われたものの、本作では「一番自信がないのが(自身の役が)40歳から始まる。俺じゃキツイんじゃない?って(関係者に)話をした」と自虐的に話し、笑いを誘っていた。

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2022年11月4日のニュース