「鎌倉殿の13人」義時は引き気味？和田合戦勃発　のえさん即決にネット爆笑「平六より変わり身が早いw」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第41話。「和田合戦」勃発に、のえ（菊地凛子）は…（C）NHK
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　俳優の小栗旬（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（日曜後8・00）は6日、第42話「夢のゆくえ」が放送される。前回第41話（10月30日）の話題のシーンを振り返る。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組！」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑んだ。

　第41話は「義盛、お前に罪はない」。鎌倉を守るために大江広元（栗原英雄）とも共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛（横田栄司）の転落を目論む北条義時（小栗）。戦を回避するべく3代鎌倉殿・源実朝（柿澤勇人）と政子（小池栄子）が奔走する中、三浦義村（山本耕史）八田知家（市原隼人）ら有力御家人は義盛の陣営に集い、情勢を見定めていた。そんな中、父・義盛の安否を心配する三男・朝比奈義秀（栄信）らが打倒北条を目指して決起…という展開。

　そして、ついに「和田合戦」が勃発。鎌倉御所の南門は三浦、北門は北条時房（瀬戸康史）、西門は北条泰時（坂口健太郎）が守ることに。実朝は義時に連れられ、鶴岡八幡宮へ避難。

　義時が「私と一緒に御所へ行き、鎌倉殿とともに八幡宮に逃げるか、二階堂の館に戻って、そこで匿ってもらうか」と問うと、のえ（菊地凛子）は「離ればなれは嫌です」。しかし、義時が実朝と一緒にいるのは非常に危険だが「構わぬか」と告げるや否や「二階堂に戻ります！」。実に現金だった。

　第39話「穏やかな一日」（10月16日）でも、初（福地桃子）との雑談中、義時が執権を名乗らないことに「おかしいでしょ。欲を持ってはいけないの？私なんか欲が着物着て歩いてるようなもんだけど」とぶっちゃけ。第40話「罠と罠」（10月23日）でも、大根の葉の下準備中、実朝の跡継ぎの話題に「北条がなるべきです」などと熱弁を振るうのえに、政子（小池栄子）は「りくさん（宮沢りえ）を思い出すわね」と実衣（宮澤エマ）にささやいた。

　SNS上には「平六（三浦義村）より変わり身が早いw」「義時がちょっと引いてるやん」「のえさんの即決力、これは生き残るおなご！」「のえさんの手のひらクルクルが癖になってきた笑。潔い」「のえさんの変わり身の早さが秒で爆笑したのと、対照的に『まだお役に立てるはず！』と献身的な巴さんとグズっていた泰時に一発お見舞いして喝を入れた初さんたち、素晴らしい奥さんに鹿汁鍋1万杯献上したい」などの声が続出。今後の立ち居振る舞いが一層、注目される。