大竹まこと 細田衆院議長“接点”文書公表に「ちゃんとした検証はなくちゃいけないんじゃ…」

[ 2022年9月29日 14:56 ]

タレントの大竹まこと
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 タレントの大竹まこと(73)が29日、パーソナリティ―を務める文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演。旧統一教会との接点について説明する文書を発表した細田博之衆院議長についてコメントした。

 細田衆院議長は関連団体などの大会や会合に4回出席したことなどを認めたうえで、今後社会的に問題があると指摘される団体とは関係をもたないよう適切に対応すると表明。細田衆院議長があいさつする映像が残っている2019年のイベントについて「招待があったので出席してあいさつした」と説明し、「18年10月の国際勝共連合の記念大会についても同様」とした。「19年3月、18年3月に会合に出席した記録があったほか、19年6月に関係団体の出版物に掲載するためとして、憲法改正問題に関するインタビュー記事の取材を受けた」とも記し、「地元の関係団体が選挙において私を支持するとの意向があったことは事実」としつつ、関係者は普通の市民との認識だったとした。

 大竹は「議長ってさ、いろんな会議をやる時に議事を進行していく人だよね」と前置きした上で、「その張本人が旧統一教会と関係があったと。もしこれが次の国会で議題になったとする。その時にこの人(細田氏)が議長だったとしたら真ん中の中立性みたいな、与党も野党もの意見を…まあ多少は自民党寄りになるかもしれないけど、それでも中立性を保つような公平な差配ができるのかな?」と指摘。

 細田氏は自民公認で昨秋の衆院選を戦い当選。中立の立場が求められる議長に就いたのを機に自民会派を離脱している。大竹は「まあ今だけで370人近くいる自民党の国会議員のうちの179人が(旧統一教会と)関係している。それプラス1という話だし…これだけじゃないよね。まだ言ってない人もいるんだろうけども」としつつ、「そういうふうな、この国の最高機関の議会の中心が偏っていくかもしれない、大事な人だよね?もうちょっとちゃんとした検証は、誰が見てもなくちゃいけないんじゃないかね?」と私見を述べた。

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2022年9月29日のニュース