「ちむどんどん」最終回直前 下地先生の手紙も…徹夜作業の歌子が高熱で緊急入院 大吉ら心配「待て待て」

[ 2022年9月29日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第124話。緊急入院した歌子(上白石萌歌・手前)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第124話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、14年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第124話は、1985年(昭和60年)11月24日、暢子(黒島)の新しい店「やんばるちむどんどん」は開店初日を迎えた。3姉妹にとって、それぞれに懐かしい人々が顔を揃える。そして、歌子(上白石萌歌)の体調に異変が起き…という展開。

 歌子の恩人・上原照賢(大工哲弘)も来店。与那国島を訪れた時に会った下地(片桐はいり)の手紙を歌子に渡した。

 「歌子、久しぶりです。結婚、本当におめでとう。名護で歌っていると聞きました。とてもうれしいです。私は今でも子供たちに音楽を教えています。昔と同じように、あなたの人生について勝手なことを一つだけ言います。どんなに辛い運命や試練が待ち受けようと、その全てがあなたの歌の糧になる。あなたは、いつもどんな時でも胸を張って堂々と歌い続けなさい」

 無事、オープン初日を終えたが、麺作りのため徹夜作業をした歌子が倒れ、入院。智(前田公輝)が「先生、歌子は大丈夫ですよね?」、優子(仲間由紀恵)が「いつもの熱なんですよね?」と尋ねると、医師(平川和宏)は首を横に振り「できることはやりました。あとは本人の気力と体力を信じて、経過を見守るしかありません」――。

 「それから3日経っても、歌子の熱は下がらず、意識も朦朧(もうろう)としたまままでした」(語りジョン・カビラ)

 「やんばるちむどんどん」は臨時休業。暢子は回復の祈りを込め、熱冷ましになる「フーチバー」を用いた「フーチバージューシー」を作った。

 明日9月30日は最終回(第125話)。歌子はどうなる?

 直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”。博多大吉は「待て待て待て待て」、鈴木奈穂子アナウンサーは「歌子、大丈夫?明日最終回ですよ。朦朧としてるし、凄く心配」、博多華丸は「病状もね、分からないですもんね」。大吉は「もっと、まもるちゃんがしゃべったとか、金吾ちゃん国際結婚なんだねとか、色々言いたかったけど」と続け、追い掛け視聴中というゲストの平野ノラは「歌子、生きろ!」と呼び掛けた。

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