TKO木本 投資家の社長失踪、1.6億円返金受けるも仲間へ返済メド立たず

[ 2022年9月29日 12:00 ]

「TKO」の木本武宏
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 お笑いコンビ「TKO」木本武宏(51)の7億円以上といわれる巨額投資トラブルで出資先の投資家の1人である会社社長が8月上旬から失踪していると、29日発売の女性セブン(小学館)が報じている。

 連絡が取れなくなったのは木本の1000万円を含め、計4人が不動産投資として5億円以上を預けた会社社長。約1億6000万円を返金してきたが、昨年7月に「返済する資金がない」と内容証明を送付。一方で、今後の具体的な返済計画を提示していたため、木本はこれを信じて待っている状況だった。

 関係者はスポニチ本紙の取材に「会社社長は海外にいる可能性が高く、連絡がつかないと聞いている。木本さんも打つ手がないようで頭を抱えている」と明かした。

 トラブルは7月に発覚。投資先は、外国為替証拠金取引(FX)をしていた20代デイトレーダーと、不動産投資を行っていた、この会社社長の2人だった。木本はトレーダーと20年11月に連絡が取れなくなり、翌12月に会社社長に投資話を持ちかけられた。今回のトラブルにより、テレビやラジオ各局が出演番組の打ち切りや降板を次々に発表。木本は所属事務所を退社した。

 木本は会見を開いて直接説明する意向を示していたが、8月に入り「おわび」と題した文書を報道各社に送付。「徐々に解決の方向が見えてきている状況」と表明していた。

 木本は現在も投資仲間に返金するため金策に奔走しているが、返金計画にメドが立たない状況。芸人仲間にも一部しか返金していない。関係者は「木本さんの周りにまた投資話が舞い込んでいるようです。周囲では、それも心配しています」と明かした。残りの負債は3億円近いとみられ、今後の行方に注目が集まる。

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2022年9月29日のニュース