玉川徹氏 国葬での菅前首相の弔辞への“広告代理店関与”発言を謝罪「事実ではありませんでした」

[ 2022年9月29日 11:47 ]

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 テレビ朝日の玉川徹氏が29日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演し、前日28日の放送での発言を謝罪した。安倍晋三元首相の国葬での、菅義偉前首相の弔辞に関して広告代理店が入っていると発言していた。

 番組中盤、司会の羽鳥慎一アナウンサーから「きのうのパネルコーナーで玉川さんが発言したことについて、玉川さんから」と振られた玉川氏は「きのうのパネルコーナーの中で、私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているというふうにコメントしたんですけれども、この発言は事実ではありませんでした。さらに、電通は全く関わっていないということが分かりました」と事実誤認による発言だったことを認めた。

 そのうえで「関係者の皆さま、それから視聴者の皆さまに、訂正して謝罪致します。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 玉川氏は28日の放送で、安倍元首相の国葬を取り上げた際、羽鳥アナが「菅さんが一番刺さった」と話したことに対し、玉川氏は「これこそが国葬の政治的意図」と指摘したうえで「僕は演出側の人間としてテレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」と具体名を出し、その演出があると私見を述べていた。

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2022年9月29日のニュース