矢作兼 神社宮司セクハラ疑惑騒動で教訓「矢作さんはそんなことしない!と言ってもらえる芸人に」

[ 2021年12月15日 13:05 ]

「おぎやはぎ」の矢作兼
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 お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼(50)が15日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演し、長崎県の秋の風物詩「長崎くんち」の奉納踊りを執り行う長崎県の諏訪神社を舞台にしたセクハラ疑惑騒動について言及した。

 同神社の宮司の男性から今年8月、腕を取られてキスを迫られるなどのセクハラを受けたとして、20代女性が宮司を相手取り、提訴する意向を示した。女性は代理人弁護士を通じ「私はたった一言『すみませんでした』という言葉が欲しかっただけです。その言葉をこの数カ月、待ってました。しかしセクハラの事実はないと言い張り、その後も言い訳をされるばかりでした」とコメントを発表した。宮司側は一貫してセクハラ行為の事実はないと主張している。

 やりとりは密室の中で行われており、矢作は「難しいな」とポツリ。「セクハラが事実だとしたら、女性としたら、気持ち悪いセクハラおやじっているんですけど、内容的に訴えるまでいく内容か?というところが一番最初に思うじゃないですか」と私見を語った。そんな中で女性が提訴を決意したという事実に、「俺たちの女性に対するいじりとか、『何かあった?昨日、だんなと』と言ったら『それ、セクハラですよ』というノリのちょっと上くらい?だから、相当なんだよなと思った」と、女性側を慮った。

 宗教ジャーナリストの小川寛大氏は、宮司について「実際(宮司と)面識があるという方、何人かに話を聞いたんですけど、『あんまり驚きはない』というような、『こういう事件を起こす人』だ(という声が)、ちらほらはいらっしゃった方ではあったのも事実」と、関係者の証言を元に話した。矢作は「(宮司に対する)周りの評判を聞いた時に、『あまりビックリしない』ということは、普段から下ネタが多い人なんだなと思う」と笑いを取った。

 一方で、「女性(の主張)がうそで、宮司の言っていることが正しかった場合、周りの評判は大事だなと思うから、日々ちゃんと…。『矢作さんがそんなことするわけない!』とみんなが言ってくれるような芸人になろうと思います」と、今回の騒動を他山の石とする決意を口にした。

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2021年12月15日のニュース