上地雄輔 「鬼滅の刃」の子どもへ影響論に「ディスカッションをすることが親として大事」

[ 2020年11月13日 10:06 ]

上地雄輔
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 タレントで歌手の上地雄輔(41)が13日、MCを務めるTBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に生出演。空前の大ヒットとなっているアニメ「鬼滅の刃」の“子どもに見せる・見せない論争”について「ディスカッションをすることが親として大事」と主張した。

 番組では、リアルな、残酷なシーンも多く含むことから一部で子どもに見せるべきか否かで論争が巻き上がっていることを取り上げた。

 2児の父である「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(45)は「より美しくて、リアルだから心配」というアンケートでの親の声に「うーん、分からないですね。実写とかだったらわからなくもないですけど…」と苦笑。自身は4歳と0歳児の父だが、「うちは4歳の子は見てます。積極的に見せようとは思わないけど、見たいって時に見せて(いる)。鬼が出てきたら怖いから鬼のシーンは見ない。禰豆子に会いたい、炭治郎に会いたい。『炭治郎は何で禰豆子を守ってるの?』みたいな。『鬼になった妹を助けたんだよ、お兄ちゃんだから。あなたも妹を守ってね!』って話をする。ただ、鬼のシーンは自分から目も閉じるし、耳も塞ぐから、自分が見たくないものは自分で判断するから、そこは娘に託している」とした。

 同じく2児の父の上地は「(子どもが)見たいっていうから、(親も)見ようっていうし、映画館も(子どもが)見たいって言ったら、連れて行こうと思う」とキッパリ。「親の勝手な判断で、いろいろな選択だったり、いろいろな考えがあるとかディスカッションをすることが親として大事だと思う」とし、見せること自体は「全然OK」と主張した。

 モデルのアンミカ(48)は「子どもがいないから分からないですけど、(そもそも)残虐性で人気の映画じゃない。鬼を斬る側の葛藤もあって、鬼側も元は人間でっていう葛藤も見られる、という良さがあるから、大人も子どもも見られる。ただ見せないのが守るばっかりじゃなくて、ディスカッションして、親御さんと一緒に見ることで、道徳観とか思い出が染みついて成長していくと私は思ってる。なんでもかんでも見せないって、残酷なところはテレビでもニュースでも出てくる」と語った。

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2020年11月13日のニュース