小倉智昭氏　「情熱は長く持たない」と不出馬表明の森田千葉県知事に「自民党のお家の事情でしょ」

キャスターの小倉智昭氏
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　キャスターの小倉智昭氏（73）が13日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ！」（月～金曜前8・00）に出演。千葉県の森田健作知事（70）は12日の記者会見で、来年4月の任期満了に伴う知事選に関し「今ここで終止符を打つべきだと決めた」と述べ、出馬せず3期目の今期限りで退任すると表明したことについてコメントした。

　森田氏は「情熱は長く持たない。3期目は集大成と決めていた」と説明。県の対応の遅れが指摘された昨年の台風災害を巡っては「同じ轍を踏んではいけない。今は万全だ」と強調した。来年の知事選では、千葉市の熊谷俊人市長（42）が立候補を表明。過去の選挙で森田氏を支援した自民党県連は、擁立を検討した鈴木大地前スポーツ庁長官（53）の辞退を受け、新たな候補者の選定を進めている。

　小倉氏は「自民党のお家の事情でしょ」と指摘。元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士（63）は「候補者をつめて、候補者として立候補させることができるためには、少なくとも年内にはある程度、現職が退任すると言ってくれた方が動きやすくなる」とし、「今回は鈴木大地さんを候補者として擁立しようとした動きがあったように聞いていますが、それがとん挫した。現職知事がどうするか立場を鮮明にしてもらいたいという思いの人は自民党の中にかなりいたと思う」と話した。