DeNA・度会 貫いてきた信念と成長の原点 宿舎でバットを握り「おかしいかもしれないですけど…」

[ 2024年4月27日 10:00 ]

27日深夜放送の「バース・デイ」はDeNA・度会に密着する(C)TBS
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 27日深夜放送のTBS「バース・デイ」(深夜0・28)は、DeNAのドラフト1位ルーキー・度会隆輝外野手(21)に密着し、これまで貫いてきた信念と成長の原点に迫った。

 高校野球の名門・横浜、社会人野球の強豪・ENEOSを経てドラフト1位で入団。野球のエリート街道を歩んできた度会がプロの世界で衝撃デビューを果たした。

 3月29日、広島との開幕戦に「1番・右翼」でデビューすると、第2打席で12球団1号となる本塁打。さらに翌日の試合では第3打席に2試合連続本塁打を放ち、43年ぶり3人目、セ・リーグでは初の快挙を記録して一躍スター選手の仲間入りした。

 度会の打撃に牧秀悟内野手は「いかつい。ドライブでホームランを打つのはなかなかできんよ」と認める。先輩たちも一目置く打撃の原点はヤクルトで活躍した父・博文氏(現ヤクルトアカデミーコーチ)が「一から教えてくれた」と、自宅横にある手作りケージで練習して磨かれていった。

 衝撃の開幕から21試合連続で「1番」に座り、1軍出場を続ける度会。試合後の宿舎では「これが自分の商売道具」とバットを握る。ただ握っているわけではなく「これから先何十年もやりたいと思っているので、“いつもありがとう”ってバットに話しかける。おかしいかもしれないですけど、握って感謝を込めてる」と、感謝の思いを込めていることを明かした。

 「鏡とバットさえあれば修正できる」と宿舎での素振りも欠かさない。打撃に関して「人一倍誰よりも考えたい部分。そういうところは負けたくない」と思いは強く「野球がなかったら今自分がどうなっているのかわからない。野球のことは一日たりとも考えなかったことはない」。度会は厳しいプロの世界で結果を残すために今日もまた人知れず努力を積み重ねている。

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