竹原ピストル歌う「ザ・ノンフィクション」テーマ曲「サンサーラ」緊急配信が決定

[ 2020年5月13日 18:54 ]

フジテレビドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」のテーマソングである「サンサーラ」の配信が決定した竹原ピストル(C)フジテレビ
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 フジテレビは13日、ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(日曜後2・00)のテーマソングで、歌手の竹原ピストル(43)が歌う「サンサーラ」の緊急配信を決定したことを発表した。

 同番組は、普段見ることができない人間の一面や人間関係、生き方、ひとつの職業を深く掘り下げて見えてくる隠された本質、記憶に残る事件や出来事などを取材し、その事柄のありのままの姿、事実を伝えるドキュメンタリー。番組のテーマソングである「サンサーラ」は、サンスクリット語で「輪廻(りんね)転生」を意味する。番組テーマ曲として2003年に誕生以来、これまでに7組のアーティストに歌い継がれており、今年1月からはNHK紅白歌合戦出場経験のある竹原がバトンをつないだ。

 今回初めて竹原が歌う「サンサーラ」がフルサイズで公開される。また、楽曲のPR映像は、実際の「ザ・ノンフィクション」で放送された数々の名シーンで構成され、これも初めての試みとなる。

 番組の西村陽次郎チーフプロデューサーは「竹原ピストルさんが歌う『サンサーラ』のメッセージは、すなわち番組が発信するメッセージでもあります。今回のPR映像を制作し、『ザ・ノンフィクション』の映像と竹原ピストルさんの歌声がシンクロする“強さ”を改めて感じました。コロナ禍の中で、先の見えない苦しい環境に置かれている方も多いはず。そんな世の中で、この楽曲が少しでも人々の心を支える力になればと願っています」と説明した。

 竹原はテーマソング担当開始時に「壮大さにおいて、自分では絶対に書けない歌詞ですし、多彩さにおいて、自分では絶対に書けないメロディーです。やはりとても難しかったけれど、こういうことかな、とか、こうしてみたらどうだろう、と、自分の“間”や解釈とすり合わせていく作業がとても楽しかったし、とても良い経験をさせていただいたと思っています。そして、自分なりに、自分なりの体重を乗せた『サンサーラ』を歌うことができたと思っています」と話し、さらに「『サンサーラ』を歌わせていただいたこと、そしてそれをザ・ノンフィクションで使っていただけること、とても光栄です。歌唱が、番組とうまく溶け合えたならばうれしいです」と思いを述べている。

 曲は、ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信される。

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2020年5月13日のニュース