八代英輝氏、緊急事態宣言34県解除で人の移動懸念 政府は「無策としか言いようがない」

[ 2020年5月13日 12:06 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝(55)が13日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。緊急事態宣言を重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」以外の34県で一斉に14日に解除する方向で調整されていることについて言及した。

 群馬県の山本一太知事(62)が12日の西村康稔経済再生担当大臣(57)とのウェブ会議で、群馬県の解除を遅らせるよう要望したことなども取り上げた。

 八代氏は「経済を動かしていきたい、34県というのはやはり頑張ってもらいたいと思う。ただ34県、どの県の首長も怖がっているのは人の移動。ですから、もしかしたら、宣言解除されている自治体からの移動はそんなに懸念されていないかもれしれませんけど、人が動いてしまうということで一番怖いのは首都圏から。広域の移動をうまい知恵を絞って、制限していくというのはやはり国の責任」とキッパリ。

 「鉄道、新幹線とか、新幹線も本数を減らすにしても、上野発の群馬県内行き、栃木県内行き、茨城県内行きって普通に運行している。本当に不要不急の、物流に関わる方、医療従事者の方はしょうがないですけど、その中にはパチンコ行く人、サーフィンに行く人も含まれる。それをどう制限していくか。それは政府の知恵の絞りところだと思いますけど、それについては本当に無策としか言いようがない」と厳しく指摘した。

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2020年5月13日のニュース