玉川徹氏 首相の緊急事態宣言延長方針に「はっきりした解除の基準も示すべき」

[ 2020年5月1日 10:55 ]

 テレビ朝日の玉川徹氏が1日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が4月30日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言の期間を延長する意向を表明したことに言及した。

 首相は、現行の5月6日の期限を巡り「7日から、かつての日常に戻ることは困難だ。ある程度の持久戦を覚悟しなければならない」と述べた。全都道府県を対象とする方向で、5月末までとする案を軸に調整している。1日午前に開かれる専門家会議の分析を踏まえ、4日にも対策本部会合で最終決定する見通し。

 玉川氏は、延長するとともに解除の基準を明らかにするべきだとし、「地域地域の医療態勢に基づいた基準を明らかにするってことですね」と指摘。その上で「医療態勢を、例えば都道府県って形で区切ったとしても全然違うわけですね。なので、東京都であれば新規の感染者が何人以下になったらば解除できますという基準を出していただきたい」と主張。

 そして「そういう基準があれば今新規の患者数が低下傾向にありますね、東京都では。この低下傾向を見てると今のままの自粛でもこれくらい時間がたったら1ケタになりそうだなってことがあれば、それが目に見えると“もうちょっとだな”とか“あと2週間頑張ればいいのか”とか、そういうふうに見えると思うんですよ。さらに言えば、その減少のスピードをもっと上げたいと思ったら、もっと今以上の自粛も必要かなっていうモチベーションというものにもつながっていきますし、はっきりした解除の基準も示すべき」と話した。

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2020年5月1日のニュース