長嶋一茂 緊急事態宣言延長期間に「細切れに2週間っていうような形にしておいて…」

[ 2020年5月1日 09:42 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が1日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が4月30日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言の期間を延長する意向を表明したことに言及した。

 首相は、現行の5月6日の期限を巡り「7日から、かつての日常に戻ることは困難だ。ある程度の持久戦を覚悟しなければならない」と述べた。全都道府県を対象とする方向で、5月末までとする案を軸に調整している。1日午前に開かれる専門家会議の分析を踏まえ、4日にも対策本部会合で最終決定する見通し。

 一茂は「政府の高官の方たちだけではなくて我々国民もこれは持久戦っていうことは皆さん認識されていると思いますし、やっぱり僕も緊急事態宣言延長やむなしと思います」としつつ、「これ(延長は約)1カ月ってことなんですけど、僕法律のことは分からないんですが、緊急事態宣言何回も出していいんだったら1カ月ってことでいいのかなって思うんです。これもうちょっと細切れに2週間っていうような形にしておいて、2週間くらいでまた次の2週間の様子を見るとかいうことでもいいなと思う」と主張。

 その理由を「やはり1カ月って相当長いと思うんですよ。例えば飲食の方とかサービス業の方とか零細、中小の方たちなどひっぱくしている方たちはたくさんいるので、この人たちに対していきなり1カ月って言うと“また1カ月なの”って逆の方向にストレスが行く可能性もあるんじゃないかと僕は思う」と説明した。

 さらに「例えば自粛要請あって本当にお店開けないと本当にヤバいよって方たちも今現在でもいるのに、これから1カ月ってなるともっと多くなると僕は思うし、そういう方たちにもうちょっと説明して頂きたいなっていうのがすごくあります」と言い、「この緊急事態宣言っていうのも最終的には医療現場を崩壊させないってところに行きつくと思うんですよ。今現在、医療現場の実態とか状況とかいうものをお医者さまを通して政府の方たちも含めて大変なんだっていうことをもっと言った方がいいと思う」と持論を展開。「感染力が強いとかマスクが足りないとかPCR検査がまだまだ普及していないとか以外にも、お医者さまの生の声って現場にたくさんあるし、僕も聞いてます。そういうことを聞いてると外出自粛制限っていう部分で8割に至ってないってことも含めてそこらへんのところをリーダーが説明しないと。首相や都知事がただ延長1カ月しますとかだけだと、その1カ月後はどうなるとか不安が不安を呼ぶような可能性もあるような気がします」と話した。

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2020年5月1日のニュース