ナイナイ矢部 岡村に“公開説教”「そういうところ見たくなくて」楽屋を別にした理由語る

[ 2020年5月1日 05:44 ]

ナインティナインの岡村隆史(右)と矢部浩之
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 岡村隆史(49)が30日深夜のニッポン放送「オールナイトニッポン」に出演。23日の番組で女性蔑視などと批判を受けていた発言について謝罪した。

 37分過ぎに相方の矢部浩之(48)が「やってもうたな」と突然登場。岡村が「申し訳ない」と語ると「もう、もたんやろ。2時間」と語り「緊急事態や。ナインティナインも。情けないやろ。情けないなあ」と声を掛けると岡村は「本当に申し訳ない」と答えるばかりだった。

 同番組は、1994年4月に「ナインティナインのオールナイトニッポン」としてスタート。14年9月に矢部は同番組を卒業しているだけに久々の登場。矢部は「こういう言い方したら本当に、岡村隆史の発言で不快に思われた方に勘違いされるのは嫌なんですけど、ええ機会もらったよ。公開説教しようと思ってね。正直コンビそれぞれあるけども、リスナーの方はもちろん感じてるでしょうけど、あんまりいい感じじゃないやん、ナインティナイン。こんなこと言う事じゃないし、でも俺、ええ機会やなと思って、俺来たんですよ」と続けると、岡村もびっくりして言葉がないんやけど、相方にもごめんねって気持ちです」と謝罪した。

 矢部は高校時代、サッカー部で岡村の後輩だったが、この日は「コンビの相方としてやってきました」とし、これまで話してもなかったことを岡村に対してズバズバと切り込んだ。

 岡村は10年に体調不良で長期休養したが、戻って最初を収録を終えた時に、矢部にメールが来たという。矢部は「『すべて笑いに』って1行。いやいや、もうちょっとあるだろって」と語り、公の場では相方に謝罪しても、2人の時には何も言わなかったことで「なんかオフのところが大事ちゃうかなと思うのよね。そういうところ見たくなくて距離取ったところがあるのよね」と、楽屋を別々にしてもらったと明かした。岡村は「俺はそれに気づいてなくて、ただ楽屋が別になったと思った」と答えた。

 また矢部は「わざとじゃなくて、天然なんやろうな。わざとじゃない。コーヒー持ってこられてありがとうがない。コンビの仕事あまりないけど、たまにするから余計に『おおおお、そんなこと言うんか』と思った」こともあると語り、その例として番組で結婚相手とうまくいく秘訣を聞かれた矢部が「ありがとうとごめんなさいを言う」と言ったところ、岡村は「白旗上げたんか」と語ったことを明かし「女性を敵として見ているんだと思った」と続けたが、岡村は「オレ、ぼけてるつもりでそんなこと言っているんやろな」と自覚はしていないようだった。

 さらに矢部は「こんな顔した相方を見たくないよ。何かあったら今日は行こうかと思ってたから、申し訳ない部分もある。もし自分が続けてたら、何かしら突っ込んで止めていたかもしれない。だけど、俺がそれをやったところで変わらない。そういう考えを持っている岡村隆史は変わらない」とし「結婚したら?チャンスをもらったと思って…困ったら風俗ネタに逃げる時があったけど、もう受けない」と猛省を促した。

 最後に岡村が「来てもらって、自分自身も、このラジオ自体に相方がくるってこと考えられていなかったからすごいびっくりしたのと同時に、本当にごめんなさいという気持ちと、ありがたいという気持ちです。自分が全然気づいていなかった部分も本当にあったと思います。言われて初めて『うわあ』と思った部分もあります。もっともっと反省しなければいけない部分に気づいた」と語ると矢部も「こういう機会に、全部さらけだした方がええんちゃうかな、と思って。自分らの恥部を見てもらって」と語っていた。

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2020年5月1日のニュース