玉城ティナ「一つの正義だけが正解ではない」 カンテレ主演ドラマをPR

[ 2020年3月2日 16:29 ]

ドラマ「そして、ユリコは一人になった」に主演し、大阪市内で会見した玉城ティナ
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 女優の玉城ティナ(22)が5日スタートのカンテレのドラマ「そして、ユリコは一人になった」(木曜深夜0・25、初回は深夜0・26)に主演することになり、大阪市内で2日、会見した。モデル出身の玉城は1日、京セラドーム大阪での関西コレクションに出演予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大を受けイベントが中止になった。ドラマとのタイアップステージで、年2回開催の関西コレクションに1年半ぶりで登場するはずだっただけに「大阪のみなさんにお会いしたかったが、元気に乗り越えて行けたら」と語った。

 玉城演じる美月が通う百合ケ原高校に語り継がれる「ユリコ様伝説」。学園に君臨するユリコ様は逆らう存在をその不思議な力で不幸にした。ユリコさまになれる条件は唯一ユリコという名前であること。複数いる場合は女王一人を除いて淘汰される。美月は争いに巻き込まれた親友の矢板百合子(岡本夏実)を救うため、立ち上がった。

 一昨年ファッション誌専属モデルを卒業し、女優に軸足を置き始めた。16歳でドラマデビュー後、モデルとの両立を経て志した映像の世界。今回の主演作にあたり「一つの正義だけが正解ではないと考えさせられる作品」とアピールした。タイトルにちなみ「1人」に関する質問では、「1人で旅行に行く。1人っ子だし1人でご飯も食べる」と回答。1年に数回米国に行き、昨年はラオスへ飛んだ。「役者は色んな人の価値観を自分に取り込んではき出す仕事。何がいい、悪いと決めつけずに成長できたら」として近い将来のアフリカ旅行にも意欲を見せた。

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2020年3月2日のニュース