高須院長、野田秀樹氏“演劇の死”意見書に「一時的な劇場閉鎖で演劇は死にません」

[ 2020年3月2日 11:47 ]

高須クリニックの高須克弥院長
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 高須クリニックの高須克弥院長(75)が2日、自身のツイッターを更新。政府のイベント自粛要請を受け、劇作家で演出家の野田秀樹氏(64)が「一演劇人として劇場公演の継続を望む」とする意見書を発表したことに対する自身の意見をつづった。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベントの自粛が広がる中、1日に野田氏が自身の公式サイトに「一演劇人として劇場公演の継続を望む」とする意見書を発表。劇場の閉鎖は「“演劇の死”を意味しかねません」と訴え、「感染症の専門家と協議して考えられる対策を十全に施し、観客の理解を得ることを前提とした上で、予定される公演は実施されるべき」とした上で「劇場閉鎖の悪(あ)しき前例をつくってはなりません」と呼びかけた。

 高須院長は野田氏の意見書に関する記事を引用し、「一時的な劇場閉鎖で演劇は死にません。必ず再開できます。何度でも生き返れます」と主張。「人は死ぬと二度生き返れません。生命を守るのは何よりも重要です」とし、「自粛をお願いいたします」と訴えた。

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2020年3月2日のニュース