「麒麟がくる」第7話は15・0% 2週連続UP&V字回復で再び15%台!BS“早麒麟”も好調4・7%

[ 2020年3月2日 09:15 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第7話が1日に放送され、平均視聴率は15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。前回第6話の13・8%から1・2ポイント増となり、2週連続の上昇。第5話の13・2%から“V字回復”となり、第3話の16・1%以来となる15%台に回復、高視聴率をマークした。また、本放送の2時間前に放送され“早麒麟”の愛称で親しまれるBSプレミアム(日曜後6・00)も4・7%と好調。番組最高タイを記録した。

 2016年「真田丸」(19・9%)以来4年ぶりの大河初回19%超となる19・1%と好発進。第2話=17・9%、第3話=16・1%、第4話=13・5%、第5話=13・2%と下がったが、第6話=13・8%、第7話=15・0%と上昇モードに入った。

 第7話のBSは4・7%。初回3・3%から大幅1・4ポイント増。第4話=4・0%、第5話=4・5%、第6話=4・7%と3週連続の番組最高更新の後、番組最高タイ。本放送が待ち切れない視聴者が多くなってきたとみられる。BSの視聴率は「3%台で健闘、4%台で異例」とされ、「真田丸」は最終回まで10週連続5%台と驚異的な数字を叩き出した。「麒麟がくる」のBSの推移も注目される。

 テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は18・8%、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(日曜後7・58)は15・0%だった。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第7話は「帰蝶の願い」。駿河の今川義元(片岡愛之助)の動きに脅かされた織田信秀(高橋克典)は、美濃の斎藤道三(本木雅弘)と和議を結ぶことを決める。そのために娘の帰蝶(川口春奈)を、嫡男・信長(染谷将太)の妻に迎え入れたいと申し出る。旅から明智荘に帰った光秀(長谷川)を待ち構えていた帰蝶は、幼なじみで、ほのかな恋心を抱く光秀に、今回の尾張への輿入れを止めてほしいと頼む。一方、光秀は口を利かなくなった帰蝶を説得するように道三から命じられる…という展開だった。

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