春名風花 不登校の子へ「胸張って生きて」いじめに“逃げろ”には違和感

[ 2019年8月27日 13:27 ]

 9歳からSNSなどで自らの考えを発信してきた声優で女優の春名風花(18)が27日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)に出演し、不登校で悩む子どもたちへメッセージを送った。

 春名が「いじめ問題」について積極的に考えを発信をするようになったのは、ある出来事がきっかけ。春名が12歳のとき、フォロワーだった子がいじめにより亡くなった。「衝撃的だった。その子のメッセージに一言でもリプライを返せていたら、何か変わっていたかも知れない。見逃してしまったことが罪悪感で、後悔ばかりが残る」と話し「何かを発信することで誰かを救えるかも」と考えるようになったという。

 また、実際に春名自身の身におこった「ネットいじめ」の経験についても触れ、「心無い言葉がネットに書き込まれ、警察に行ったら『テレビの人はいろいろ書き込まれて当たり前。テレビの仕事を辞めたら?』と。どんな仕事をしようとこちらの自由じゃないですか。そこをわかってもらえない状況に憤りを感じた」と話し、いじめを受けた人に「あなたは悪くないから、そのまま胸をはって生きて」とメッセージを残した。

 「いじめられてつらかったら逃げて。学校へ行かなくていい」という大人に違和感を感じるという春名は「それはただ、被害者を追い出しただけの状況。加害者が楽しく学校に行く中で、勉強したいけど、いじめで学校に行けなくなってしまう子がいる。すごく問題です」と主張した。

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2019年8月27日のニュース