堀ちえみ　20年間レギュラー「ちちんぷいぷい」は「大切なひととき」　共演アナには１４日に闘病報告

堀ちえみ
Photo By スポニチ

　舌がんを公表したタレントの堀ちえみ（５２）が１９日、木曜レギュラーを務めるＭＢＳテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」（月〜金曜後１・５５）にコメントを寄せた。

　「私は大阪出身で、関西の雰囲気が大好きなので、週に１度“ちちんぷいぷい”に出演させていただいている時間は、本来の自分に戻る事ができる、大切なひとときでした。しばらくの間、大好きな“ちちんぷいぷい”に出演することが出来ず、本当に残念です」とつづった。「いろいろな治療の選択肢がありました。病気を告げた時の子供たちの涙を見て、“まだ生きなければならない”と強く思い、手術を受けて治療に専念しようと決断致しました」と説明。「一日も早く大好きな“ちちんぷいぷい”に戻れるように、頑張りたいと思います。その時はまた応援を、よろしくお願い致します」と締めた。

　司会の山本浩之フリーアナ（５６）は堀が出演した１４日の放送後、「ちえみさんがメーク室に１人で訪ねて来られて、この後、番組プロデューサーから報告があります。ちょっと聞いて頂けますか、とだけ言われた」と明かした。その後、プロデューサーが「ちえみさんが直接言うと言葉にならないかもしれないので」と、事情を山本に話したという。

　山本は「自分の中で抱え込んで、どんな思いでこの１カ月過ごしてきたのか…」と堀を気遣い、「ブログを見て、生きようと強い気持ちになってきてくれてるんだと。これはもう、有形、無形、いろんな形で私も全力で応援したい。そして帰って来られるのを待っておきたい」とエールを送った。

　同番組には１９９９年１月１１日の初回放送から出演。現在まで木曜レギュラーを務め続けているが２１日の放送からは欠席となる。同局は、「降板ではなく休演。回復を待ちたい」としている。２１日は代役なしで放送予定で、今後の出演者についても未定という。