最上もが、過去の「バイセクシャル告白」報道に違和感「もともと隠していない」

[ 2019年2月19日 15:40 ]

映画「サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所」課外セッションに参加した最上もが
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 タレントの最上もが(29)が19日、都内のお茶の水女子大学で行われた映画「サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所」(22日公開、デイモン・カーダシス監督)課外セッションに参加した。

 同映画は、ニューヨークで実在するLGBTの人々のための支援プログラム「サタデーチャーチ」を舞台に、性に悩む若者たちを描く。イベントが開催されたお茶の水女子大学は、2020年度の入学者よりトランスジェンダーの生徒を受け入れると発表。この日は学生が主催となってLGTBをテーマにしたトークセッションを実施した。

 最上は、2017年に出演したバラエティー番組での発言を元にマスコミが「バイセクシャルを告白」と一斉に報じたことについて振り返り、「カミングアウトしたという意識がない」と違和感があったことを明かした。

 「もともと隠していなかった。でも、アイドル活動をするならファンの人を悲しませてはいけないと思っていたので、恋愛の話はしてこなかった」といい、ファンから同性愛者であることを明かされると「ブログで性別は気にしないですと書いていた」という。しかし、2017年のバラエティー番組での発言が「うまいようにテレビに使われてしまって、マスコミに好き勝手書かれてしまった。相手の方が特定できないようにしてくださいとお願いしたのに(相手が)わかるように番組が作られ、相手の女性からもクレームが来た。だからマスコミがうざいんですよ。もう二度と言わない」と笑いながら話すも、語気を強めた。

 この日は、元タカラジェンヌで東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げた東小雪も登壇し、学生からの悩みや質問などに答えた。最上は「学生時代の居場所」について聞かれると「ネトゲでしたね。学校が嫌いで友達も少なかった。中学デビュー、高校デビューしようと思ったけど失敗して、人間関係に疲れて辿り着いたのがネットゲームだった」と話していた。

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