板垣瑞生「初恋ロスタイム」で映画初主演 自炊シーンへネギ千切り猛練習 ヒロイン吉柳咲良は銀幕デビュー

[ 2019年2月19日 05:00 ]

映画「初恋ロスタイム」に主演する板垣瑞生(左)、ヒロイン役で銀幕デビューする吉柳咲良(中央)、医師役の竹内涼真
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 若手俳優の板垣瑞生(18)が映画初主演する。9月公開の映画「初恋ロスタイム」(監督河合勇人)で、時が止まった世界で恋に落ちる男女の青春物語。ヒロインは2016年のホリプロタレントスカウトキャラバンで史上最年少でグランプリに輝いた女優吉柳咲良(14)。こちらは銀幕デビューとなる。初々しい2人の恋に注目だ。

 原作は仁科裕貴氏の同名小説。毎日1時間だけ時が止まる世界で出会った2人が繰り広げるラブストーリー。板垣は浪人生の孝司、吉柳は少女の時音を演じる。その1時間を「ロスタイム」と名付けて楽しむが、ロスタイムの隠れた秘密が明らかになっていく。

 板垣は15年の映画デビュー作「ソロモンの偽証」で「この美少年は誰?」と注目を集めた。現在は人気グループ「M?LK」の一員としても活躍している。初主演ながら撮影現場で積極的に監督にも意見し「尊敬する先輩方が主演する姿を見てきたので、そういう経験にも支えられました」と胸を張った。

 母親を病で亡くしている設定のため、自炊する場面もある。自宅でネギの千切りやフライパンを返す素振りを猛練習。気合十分に臨み「この映画を見て、少しでも今この現実に向き合おうなど、元気が出てもらえればと思います」と力を込めた。

 一方の吉柳はミュージカル「ピーターパン」で10代目の主人公を務める新進女優。恋をする役柄は初めてで「とてもドキドキした」と緊張もあったが「新鮮な気持ちで楽しんで撮影に取り組めました」と振り返った。

 ロスタイムを過去に経験した医師役で竹内涼真(25)が出演。物語のキーパーソンとなる。

 ◆板垣 瑞生(いたがき・みずき)2000年(平12)10月25日生まれ、東京都出身の18歳。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」で物語のキーマンとなる「皇太子チャグム」役などを演じる。血液型A。

 ◆吉柳 咲良(きりゅう・さくら)2004年(平16)4月22日生まれ、栃木県出身の14歳。小さい頃から女優を目指し、憧れの女優は石原さとみ。6歳からヒップホップダンスを始める。血液型B。

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