千昌夫「恩人です」小林幸子「一緒に泣いてくれた」 第一プロ元社長・岸部清さん通夜

[ 2019年2月19日 05:30 ]

祭壇に飾られた岸部清さんの遺影(撮影・小海途 良幹)
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 11日に心不全のため88歳で死去した芸能事務所「第一プロダクション」の元社長、岸部清(きしべ・きよし)さんの通夜が18日、東京・青山葬儀所で営まれた。同社に所属した千昌夫(71)や小林幸子(65)など芸能関係者ら500人が参列した。

 焼香を終えた千は「社長がいなかったら、こんなに長くやれなかった。恩人です」としのんだ。岸部さんは1960年に同社を設立。千は68年2月に所属した。ちょうど「星影のワルツ」がヒットの兆しを見せ始めた頃で「火が付きかかったところに、バーンとテレビに出させてくれて、ヒットするきっかけになった」と感謝した。

 小林は20歳で所属。5年間はヒットに恵まれなかったが、79年に「おもいで酒」が大ヒット。「“幸子、辛抱して良かったな”と一緒に泣いてくれた」と目を潤ませた。

 会場には、ぴんからトリオの「女のみち」など岸部さんがヒットさせた曲が流された。戒名は「大光明清居士(だいこうめいせいこじ)」。葬儀・告別式はきょう19日午前11時半から同所で営まれる。

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