元宝塚トップスター北翔海莉 母脱税の疑いで告発に困惑も「誠心誠意対応して参る所存」

[ 2019年2月19日 13:06 ]

宝塚歌劇団星組の元トップスターで女優の北翔海莉
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 所得税法違反の疑いで、宝塚歌劇団星組の元トップスターで女優の北翔海莉(年齢非公表)の母親で所属事務所の代表を務める吉野博子氏(67)が東京国税局から刑事告発されたことを受け、北翔が19日、公式サイトを通じ、「私にできることがありましたら、誠心誠意対応して参る所存です」などとコメントを発表した。

 公式サイトではまず「現在マスコミで報道されている問題は、当社とは関係ありませんが、代表者が個人として世間をお騒がせしたことは、大変申し訳ございません。株式会社KAIRIスピリッツ」と所属事務所名義で騒動を謝罪。そのうえで、北翔は「報道されている調査や捜査に関しましては、対象外とのことで、詳細を把握できておらず困惑しておりますが」と複雑な心境を吐露。それでも「私にできることがありましたら、誠心誠意対応して参る所存です」と決意をつづり、「もしお許しいただけるのであれば、お受けしているお仕事についてはしっかりやり遂げたいと考えております」と目の前に仕事にまい進することを誓った。

 吉野氏は2016年、実質的に運営していた北翔の私設ファンクラブの会費やグッズ販売の収入計約1億2100万円を申告せず、所得税約4900万円を脱税した疑いが持たれている。

 弁護士は取材に「(吉野氏が)税法に対して理解不足で、プールしている資金を申告しなければならないという認識がなかった。国税局に従い、既に納税を済ませた」と書面で回答した。北翔は資金管理に無関係。北翔は15年にトップスターに就任し、16年11月に退団した。

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2019年2月19日のニュース