侍J、準決勝米国戦視聴率20・5% 無念敗退も平日午前に高視聴率

[ 2017年3月23日 09:46 ]

WBC準決勝<日本・米国>6回1死、菊池は中越えソロを放ちベンチのナインに迎えられる
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 22日にTBS系で生中継されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝「日本―米国」(前11・36〜後1・28)の平均視聴率は20・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。14日の2次ラウンド「キューバ戦」(TBS系)、15日の「イスラエル戦」(テレビ朝日系)で記録した今大会最高の27・4%には及ばなかったが、平日午前中の放送にもかかわらず高い数字をマークした。

 瞬間最高視聴率は午後1時ちょうどに25・4%を記録。米国に1点を勝ち越された直後の8回裏、2死一、二塁から4番・筒香が右飛に倒れた場面だった。

 WBCの平均視聴率の最高は06年の第1回決勝「キューバ―日本」(日本テレビ系)の43・4%。次いで、09年の第2回第2次ラウンド「韓国―日本」(TBS系)の40・2%となっている。

 試合は、日本が米国に1−2で惜敗。4、8回に守備のミスから失点し、打線は相手7投手の前にわずか4安打に終わった。1次ラウンドから6連勝で勝ち上がってきた日本だったが、2013年の前回大会に続いて2大会連続で準決勝で敗退し、悲願の世界一奪回はならず。それでも試合後は、メジャー選手をそろえたスター軍団を相手に熱闘を演じた侍選手に対し、日本中からねぎらいの声があがった。

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2017年3月23日のニュース