加山雄三 4月に80歳、若さアピール「年のこと考えない」大物との逸話続々

[ 2017年3月23日 20:44 ]

公開生放送に登場した加山雄三(手前)と、DJのマーキー
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 歌手で俳優の加山雄三(79)が23日、大阪市内でFM COCOLOの公開生放送にゲスト出演した。4月で80歳になるが、「年のことは考えない。あんまり変化がないから」と笑顔。朝に肉を食べたり、最新ゲーム機を使いこなすなど若さをアピールした。

 大物との逸話も次々飛び出した。「黒澤明監督に出会って、この世界に残ろうと思った」と、1962年の映画「椿三十郎」で初めて出会った名匠に感謝。「それまでは、俳優に向いてないからいつやめようか、とばかり考えていた。ラブシーンなんて嫌だったし」と告白した。

 66年のビートルズの来日公演時にメンバーとすき焼きを一緒に食べたという噂について、「本当です」。レコード会社が同じだったこともあり、社員から「会いますか?」と聞かれたが、最初は「別に」と断ったという。帰宅後に祖母に「あんたバカだね。将来役に立つから、会いな」と諭され、ビートルズが宿泊するホテルを訪問。メンバーと自身5人だけが部屋に残り、加山がすき焼きの食べ方を指導したというエピソードを披露し、「ジョンはいすを外して、地ベタに正座して食ってた。ポールは良いヤツだった」などと振り返った。

 また「大阪が大好き」と話し、落語家・桂文枝(73)さんとは“メール友達”で、「毎日、文枝さんの落語を聴いて寝る。笑いながら寝ると翌日元気に起きられるから」と明かしていた。

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2017年3月23日のニュース