剛力彩芽 10歳で美少女コンテスト落選も「絶対にモデルになる」

[ 2016年7月19日 09:26 ]

ドラマで料理人役に初挑戦する剛力彩芽

 笑顔で元気、ポジティブなイメージの女優・剛力彩芽(23)。素顔もポジティブオーラ全開で、周囲を明るくしている。力の源は「家族バカ」を自任するほど結びつきが強い家族の存在。いまだに父親の膝の上に座るなど娘としても理想的だ。今どきまれなほど素直で真っすぐに育った“剛力彩芽のレシピ”をひもといてみる。

 モデルを志望し、10歳だった02年「全日本国民的美少女コンテスト」に出場し2次審査で落選したが、スタッフの目に留まり事務所に所属。すぐには活躍の場に恵まれず、ファッション誌の専属モデルになったのは15歳、女優として本格デビューしたのは18歳だ。

 「オーディションに落ち続けたけど、それがあるから自信につながるし全部がいい経験。焦っても力を出し切れないので、母親と“焦らずいこう”って言ってました。“私は絶対にモデルになる。女優になる”という思いだけはぶれなかった」

 中学卒業の時に母親に贈った手紙には「いつか月9で主演する。大河ドラマにも出る」と書いた。どちらも3年前に立て続けにかない「言霊はあると思うので、やりたいことは言うようにしています」と強調。今の夢は大好きなディズニーの実写映画に出演すること。「常に夢は大きく持っています」と力を込めた。

 「グ・ラ・メ!」では料理人役に初挑戦。元々母親の手伝いをするなど料理は好きだが、6月から包丁さばきを特訓。最近の得意料理はきんぴらごぼうで「煮物の味付けも習得しました」と自信の笑みを見せた。

 孤高の天才シェフが総理官邸の料理人となり、ゲストに振る舞う料理で日本の政治や外交に貢献する。料理一筋の「料理バカ」な役どころで「マイペースなところは似ています。友達からの連絡に返信し忘れることはしょっちゅう」と明かす。

 理想的な家庭で育っただけに「剛力家みたいな家庭をつくりたい。子供が早く欲しいので、20代のうちには結婚したい」と結婚願望もある。相手については「家族や近所との付き合いを楽しんでくれる男性がいい。結婚してもできれば家族と住みたいし、名前も継いでもらいたいので、それをいいよって言ってくれる人がいいな」と希望。「これから仕事や恋愛でいろんなことを経験して、年齢を重ねていく自分が楽しみです」。笑顔を生み出す心の強さが、これからの成長も支えていく。

 ◆剛力 彩芽(ごうりき・あやめ)1992年(平4)8月27日、神奈川県出身の23歳。08年から13年までファッション誌「Seventeen」の専属モデル。11年にフジテレビ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で本格的に女優デビュー。13年にフジの月9「ビブリア古書堂の事件手帖」に主演し、NHK大河ドラマ「八重の桜」に出演。同年「友達より大事な人」で歌手デビューも果たした。今年11月の明治座公演「祇園の姉妹」で舞台初挑戦。特技は5歳から始めたダンス。1メートル62。血液型O。

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