スーパー正社員 ロンブー・亮が芸能人になるまで 欠かさなかった“バケツ風呂”

[ 2016年7月19日 22:30 ]

田村亮

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮(44)が19日放送の「幸せ!ボンビーガール 2時間SP」(火曜後9・00)に出演。真面目な青年だったという若き日のエピソードや、デビュー前の“ボンビー生活”が紹介された。

 大工をしていた父を尊敬し、高校時代は休日になるとよく現場で手伝いをしていたという亮。ある日、足にクギが刺さってケガをした際、そのまま何もなかったように作業を続けろと言われて「完全に心が折れた」。大工を諦め“安全な仕事”を選ぼうと、高校卒業後は、地元のスーパーに正社員として就職。真面目にテキパキ働く好青年だったという。

 その後、真面目とは対極の位置にいた高田純次に憧れ、大阪から突発的に上京するものの、弟子になれないと分かってすぐに帰郷。改めて、芸人を目指すべく「100万円貯金計画」を立て、レンタカーショップでバイトをはじめるが、時給は650円。それでも、当時の亮を知る会社の先輩たちによれば、「ムードメーカーで、彼がいると店が明るくなる。バイトを辞める時はさびしかった」という働きぶり。真面目にコツコツとお金を貯めて、ついに目標金額100万円を達成した。

 上京して住んだのは、北千住の風呂なし6畳部屋。食事は、スーパーの見切り品のキャベツだけでしのぐような貧乏生活。それでも芸能人になるなら清潔感が大事だと、「バケツに一杯のお湯を汲み、タオルを絞って体を拭き、頭を洗い、足を浸けて温める」という“入浴”は欠かさなかったという。デビューのきっかけは、芸能事務所のオーディションに落ちた後「どこが悪かったのでしょうか」と聞きに行った“真面目さ”だったことも明かされた。

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2016年7月19日のニュース