覚せい剤逮捕の元「歌のお兄さん」 高知被告の社会復帰「1人じゃ絶対無理」

[ 2016年7月19日 13:30 ]

2000年12月、覚せい剤使用疑惑を否定する杉田光央氏

 NHKの子供向け番組「おかあさんといっしょ」の元「歌のお兄さん」で、今年4月に覚せい剤取締法違反で逮捕された杉田光央氏(51)が19日放送のフジテレビ「ノンストップ」にVTR出演。現在は薬物依存者のためのリハビリ施設で生活していること明かし、覚せい剤取締法違反などで逮捕された元俳優の高知東生被告(51)の社会復帰について「1人じゃ絶対無理」と語った。

 6月20日に覚せい剤所持と使用の罪で、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡された杉田氏。現在は長野県にある薬物依存者のためのリハビリ施設で、26歳から60歳までの男性9人と共同生活を送っており、6畳の3人部屋で暮らす様子が紹介された。

 本格的に覚せい剤に手を出し始めたのは2014年の2月。長年続けていたNHKのコンサートの仕事が失ったことがきっかけだった。「先が見えなくなって…、なくなり方もいきなりだったので。言い訳になってしまうけど相談できる相手がいなくて、どうしていいのか分からなかった」と語り、渋谷の繁華街で目が合った外国人から覚せい剤を入手したことを明かした。

 また、自身と同じく覚せい剤で逮捕された高知被告の報道を「(施設の)みんなで見ていた」と告白。「高知さん大変だなと思ったり、今こんな気持ちなんだろうなとか。(社会復帰は)1人じゃ絶対無理。1人だと抱え込んじゃうし、やめられないと思いますよ」と語った。

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2016年7月19日のニュース