「真田丸」第28話視聴率は17・0% 関白・秀次をかくまう

[ 2016年7月19日 10:08 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第28話が17日に放送され、平均視聴率は17・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。

 大坂編がスタートした第14話は17・1%。第15話は第5話の19・0%以来10週ぶりの18%超えとなる18・3%を記録。第16話16・9%、第17話17・0%、第18話19・1%、第19話17・0%、第20話18・7%、第21話16・8%、第22話16・6%、第23話18・9、第24話17・6%、第25話18・3%と推移。前週の第26話は「参院選開票速報」のため50分繰り上げて放送されたものの15・1%と健闘、通常放送に戻った今回も好調をキープした。

 初回19・9%と好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第28話は「受難」。関白・秀次(新納慎也)が出奔するという前代未聞の事態になる。信繁(堺雅人)ときり(長澤まさみ)は、大坂城に潜んでいた秀次を真田屋敷にかくまう。公家と付き合いの深い秀次によって、薫(高畑淳子)の出自が疑わしいものとなり、稲(吉田羊)と真田家の間の溝が深まる。信繁は秀吉(小日向文世)をとりなそうと奔走するが、そんな中、秀次が想定外の行動に出る。秀次の思いを受けた信繁は、大商人・呂宋助左衛門(松本幸四郎)に会う…という展開だった。

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2016年7月19日のニュース