松村邦洋 盛況の舞台あいさつ「大河ドラマで言えば“おんな太閤記”」

[ 2016年5月15日 16:48 ]

映画「蔦監督~高校野球を変えた男の真実~」(監督蔦哲一朗)の舞台あいさつに登場した(左から)蔦哲一朗監督、松村邦洋、宮内仁一氏

 タレントの松村邦洋(48)が15日、大阪市内で公開中のドキュメンタリー映画「蔦監督~高校野球を変えた男の真実~」(監督蔦哲一朗)の舞台あいさつに登場し、得意の物まねで立ち見も出る定員140人の劇場を爆笑で包んだ。

 映画は甲子園で徳島・池田高を3度の優勝に導き、2001年に亡くなった蔦文也元監督(享年77)の姿を追い、蔦監督の孫で映画監督の哲一朗氏がメガホンを取った。松村は哲一朗氏と都内の自宅が近い縁で親交があり、大の阪神ファンでもあることから同校OBで元阪神・宮内仁一氏(48)と登壇した。

 「野球映画と思ったが夫婦の物語だった。大河ドラマで言えば“おんな太閤記”。蔦監督は“勝つ”という物差しで戦った。いいところも悪いところも描いた、いい映画」とPRした後は脱線のしっぱなし。

 宮内氏は1985年センバツで2打席連続本塁打した強打を期待されて同年ドラフト4位で入団した外野手。映画は蔦監督夫人、キミ子さんの回想で構成されるだけに、その口調で「海外に行ってケガせんかったら江越よりいい選手やった」「おまえの時代が(池田高野球部の)谷間やった」「91年は亀山、新庄より多い74試合に出た」「真弓と自主トレ、やっとった」と続けて独演会の様相に。生前蔦監督が使った大きめのユニフォーム姿でステージに立った哲一朗氏に対しても、「全国の監督の奥さんを取り上げてほしい」と次作を要望し、主役の座をさらっていた。

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2016年5月15日のニュース