南こうせつ「心の栄養が必要」6月に九州出身歌手で慈善ライブも

[ 2016年5月15日 05:30 ]

毎年恒例の南こうせつ(中央右)の日比谷野外大音楽堂での公演「GREEN PARADISE」にゲストで登場した、左から、森山良子、黒柳徹子、コロッケ

 歌手の南こうせつ(67)が14日、東京・日比谷野外大音楽堂で、恒例の公演「GREEN PARADISE」を開催した。

 南は大分県出身で、9日に長崎県出身のさだまさし(64)とともに、熊本地震の被災地である大分県由布市と竹田市を訪問。開演前、「収束宣言が出ていないので休まらない。震度2や3の余震でも眠れない状態」と被災者の苦しい思いを代弁した。避難所暮らしが長引くにつれて「心の栄養が必要になる」と話し、「歌やお笑い、著名人が“元気ですか?”と訪ねていくことで(被災者が)元気になる。寄り添うことが大事だと思う」と強調した。

 来月22日に東京・渋谷のNHKホールで、九州出身の歌手を集めて復興支援のチャリティー公演を開くことも発表。さだ、伊勢正三(64)、秦基博(35)らが出演する。

 この日の公演は92年にスタートした野外ライブで、今年で25回目。黒柳徹子(82)、森山良子(68)、コロッケ(56)らがゲスト出演した。

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2016年5月15日のニュース