デーモン閣下 防衛失敗の五十嵐にエール「再チャレンジを」

[ 2013年4月8日 23:21 ]

8回、打ち合う八重樫東(左)と五十嵐俊幸

WBC世界フライ級タイトルマッチ 八重樫東 判定 五十嵐俊幸

(4月8日 両国国技館)
 8日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチをリングサイドで観戦した元聖飢魔2のデーモン閣下が、所属事務所を通じて観戦コメントを発表した。

 元聖飢魔2の構成員が帝拳ジムに通う関係から、王者・五十嵐と親交があるデーモン閣下は「確かに全体として八重樫選手が押していたのは事実だ。しかし倒されたわけではないのだから、昔だったらチャンピオンの防衛で終わるタイプの試合だったと思う」と悔しさをにじませた。

 それでも「自信を無くすような試合では決してなかった。まだ若いし、冷静に敗因を見つめ直し、機会を待って再チャレンジしてもらいたい」と五十嵐にエール。新王者となった八重樫についても「見事な二階級制覇だった。スタミナ切れを待っていた五十嵐選手の裏をかくような、経験豊富なファイターならではの試合運びであった。防衛を重ね、また五十嵐選手の挑戦を受けるまで頑張って貰いたい」と称えた。

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2013年4月8日のニュース