ブルージェイズ・菊池雄星は6回2失点で2勝目 自身2度目の「マダックス」ならずも81球省エネ投球

[ 2024年4月23日 11:03 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ5-3ロイヤルズ ( 2024年4月22日    カンザスシティ )

ロイヤルズ戦に先発した菊池(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が22日(日本時間23日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発。6回2失点と好投し今季2勝目を挙げた。

 3回までわずか1安打と好投していた菊池は4回、先頭・ウィットの打球が右足付近に直撃。トレーナー陣らが慌てて駆けつけ状態を確認したものの続投。次打者・パスクアンティノを見逃し三振に仕留めると、ペレスも右飛に打ち取り4回まで0を並べ続けた。

 5回までわずか48球でロイヤルズ打線を抑え、マリナーズ時代の19年8月18日のブルージェイズ戦以来となる、自身2度目の「マダックス」での完封勝利に期待が高まった。

 ただ、5点リードの6回1死からブランコにこの試合初の長打となる中越え二塁打を浴びると、続くガルシアに左翼席へ2ランを被弾。さらに2死から連打を浴び二、三塁のピンチを背負ったが、ベラスケスを遊ゴロに退け、6回2失点、81球で役目を終えた。

 打線も3回1死満塁でビシェットが走者一掃となる適時三塁打を放ち3点を先制。6回にはバーショに6号2ランが飛び出し、先発左腕を強力援護し、投打がかみ合って快勝した。

 菊池は前回16日(同17日)のヤンキース戦で6回1失点、9奪三振と好投し、今季初勝利を挙げた。ここまで4試合、計21回2/3を投げ防御率2・08となっている

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