日本ハム 昨年8月以来の5連勝!71年ぶり快挙は逃すも延長12回に上川畑が決勝打

[ 2024年4月23日 21:57 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3楽天 ( 2024年4月23日    楽天モバイル )

6回無死満塁、清宮が犠飛を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハムは延長戦の末に楽天を振り切り、昨年8月17日以来の5連勝(引き分け挟む)を達成した。

 3―3で迎えた延長12回表、2死二、三塁の好機で上川畑がカウント2―2から左前適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 先発の山崎は3回までスコアボードに0を並べる好投を続けていたが、4回に1死一、三塁から浅村の犠飛を許し、ここで失点した。ロッテとの前カードでは20日に北山、21日に加藤貴が球団29年ぶりの2試合連続完投完封を達成。記録を3試合まで伸ばせば、球団では東急フライヤーズ時代の53年4月1日近鉄戦から4日阪急戦にかけて米川泰夫→緒方俊明→桑名重治→寺川昭二が4人続けて完封して以来71年ぶりの快挙だったが、惜しくも達成はならなかった。その後は冷静に後続を三飛に抑えるなど、6回3安打2失点で降板した。

 7回からマウンドに上がった金村は8回に茂木の1号ソロを浴びたが、なおも2死二塁と一打勝ち越しのピンチを招いたが、村林をニゴロに打ち取った。

 打線は1―1で迎えた6回、先頭の松本剛から3連打で無死満塁とすると、5番・清宮の今季初打点となる犠飛で勝ち越しに成功。なおも2死一、三塁で石井が右前適時打を放ち、この回2点を追加した。

 試合後、ヒーローインタビューに応じた上川畑は「ピッチャーが頑張ってくれた。何とか勝ちをチームに持ってきたかった。打てて良かった」とうなずいた。決勝タイムリーの場面を振り返り、「久しぶりにいい場面でヒットを打つことができた。明日からももっといい場面で打ちたい」と力を込めた。

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