中日・中田翔 巨人・坂本、小林、オコエらと試合前に談笑 今季古巣と対戦2カード目、恩返し1号に期待

[ 2024年4月23日 16:50 ]

セ・リーグ   中日―巨人 ( 2024年4月23日    ひたちなか )

<巨・中>試合前に小林(左奥)ら巨人ナインと談笑する中田 (撮影・西川祐介)
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 中日の中田翔内野手(35)が23日、巨人戦(ひたちなか)の試合前に古巣の仲間とグラウンドで談笑した。

 巨人の練習が終わると、曇り空のひたちなか球場に明るい声が響いた。中田は2日から本拠・バンテリンDで行われた今季最初の巨人戦以来の再会となった古巣の面々を目にすると、バットを手に一塁側ベンチへ。坂本や小林、オコエや矢野コーチ、そして球団スタッフらと握手を交わし、ストレッチや素振りをしながら笑顔で言葉を交わした。

 中田は22年オフに巨人と3年契約を結んだが、契約途中で終了できるオプトアウトの権利を昨オフに行使。残り2年の契約を解除し出場機会を求めて中日移籍を決断。今季ここまで18試合に出場し、73打席66打数17安打、2本塁打、10打点、打率.258。前回の巨人3連戦では本塁打は放っていない。

 開幕前、中田は新天地で迎えるプロ17年目について「多少なりともプレッシャーはあるけど、チャンスをいただいた以上やり切るだけ。この世界はダメだったらクビを切られていくだけ。今は割り切れている。もう、やるしかない。やる自信もある僕にとって野球人生もラストスパート。球団から必要ないと言われたら、そこまでだから。それを言われるまで全力で突っ走るだけ」と意気込みを語っていた。

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