中日・小笠原 打線が巨人と同じ4安打0点も「先に点取られた僕が悪いです」「連敗ストップしたかった」

[ 2024年4月23日 20:54 ]

セ・リーグ   中日0―2巨人 ( 2024年4月23日    ひたちなか )

<巨・中>9回、ベンチで戦況を見つめる小笠原 (撮影・西川祐介)
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 中日が3位・巨人との3連戦初戦を落とし今季最長を更新する5連敗で3位転落となった。先発の小笠原慎之介投手(26)は初回に先制を許すも7回2失点(自責1)と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく今季初黒星。チームは5連敗中、3度目の零敗(今季4度目)となり、最大6あった貯金はわずか1となった。

 7回92球を投げ4安打2失点(自責1)の力投も報われず今季初黒星を喫した小笠原は「(調子の)良かった、悪かったではないです。連敗ストップしたかった。先に点取られた僕が悪いです」と5連敗の責任を一身に背負った。

 連敗ストップの期待を背負いマウンドに上がった小笠原。しかし、初回に2番・オコエ、3番・坂本に連打を浴び、わずか8球で1点を失った。だが、初回を最少失点で切り抜けると、その後は気迫の投球で2、3回を無失点に抑えた。そして、0―1のまま迎えた4回。小笠原は先頭の坂本を投ゴロに打ち取った後、4番・岡本和も143キロの高め直球で遊飛に仕留めたと思われたが、遊撃手・山本が高々と上がった打球を左翼方向に追いながらまさかの落球。強風の影響もあり1死二塁のピンチを背負った。丸を遊ゴロに打ち取った後、萩尾に左前打を許し、二走・岡本和の生還を許し、不運な形で2得点目を許した。

 打線は7回1死一、二塁のチャンスでもホームが遠く、巨人と同じ4安打も得点を奪うことができなかった。これで13試合本塁打なしで、23イニング連続で無得点。巨人に抜かれ3位に転落した。

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