前田健太 初回から3イニング連続で被弾 今季被本塁打7本はリーグワースト 3回途中6失点でKO降板

[ 2024年4月19日 04:00 ]

ア・リーグ   タイガース―レンジャーズ ( 2024年4月18日    デトロイト )

レンジャーズ戦に先発した前田健太投手(AP)
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 タイガースの前田健太投手(36)が18日(日本時間19日)、本拠地デトロイトでのレンジャーズ戦に先発登板したが、2回2/3を投げ7安打6失点でKO降板となった。

 今季初勝利を目指して登板した前田だったが、初回先頭のセミエンに先頭打者本塁打を浴びて先制を許した。2回にもハイムに右越え2ランを浴びるなどしてさらに3失点。3回にもガルシアに左中間ソロを喫するなど2失点。3回2死一、二塁の場面で降板となった。

 前田は63球を投げ7安打(3本塁打)6失点(自責5)、2三振、2四球という内容。この日に浴びた3本塁打を加え、今季被本塁打7本はこの時点でリーグワーストとなった。4点の先行を許した後、2回に味方打線が4安打を集中して一挙4点をあげて同点としていただけに、3回は踏ん張りたいところだった。チームは3点を追う4回に3長打などで3点を奪って7―7の同点に追いついたが、8回、9回に失点して7―9で敗れた。

 前田は負け投手にこそならなかったものの、今季はこれで4試合に先発し、17回2/3を投げ17失点(自責15)で、0勝1敗、防御率7・64となった。ローテーション投手としてチームの信頼を得るためにも、ベテラン右腕には今後はより安定感が求められそうだ。

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