筒香 米国での成績「満足できるものではない」 古巣で「自分のパフォーマンスでポジション取りにいく」

[ 2024年4月18日 19:09 ]

<DeNA・筒香入団会見>三浦監督(右)と握手を交わす筒香(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAに復帰した筒香嘉智内野手(32)の入団会見が18日、横浜スタジアムで行われた。

 小雨の降る中、スタンドが無料開放され、ファンが見守る中での公開会見。応援歌の生演奏の中、スタジアム内に建てられた特設ステージに立った筒香が「皆さま…」と話し始めると、大歓声が沸き起こった。「また、この横浜スタジアムで野球ができる喜びをかみ締めています」と感無量の面持ちを浮かべた。

 質疑応答では、チームが背番号25を空けて待っていたことに「25番は尊敬する先輩でもある村田修一さんから譲っていただいた番号。それなりの覚悟を持って、この番号を背負ってプレーしてきた。横浜DeNAベイスターズの皆様が番号を空けてずっと待っていただいているというのは、感謝しても足りないくらい、私の中では喜びがあります」と述べた。

 また、アメリカで過ごした4年間について「僕のかけがえのない財産になることは間違いないと思っていますが、過去を振り返っている時間もない。皆さんご覧の通り、アメリカでの成績は満足できるものではなかった。プロ野球選手というのは結果で評価されるのが当たり前のこと。結果が出なかった原因と今も向き合っています。今後も野球をうまくなるために向き合い続けていきます。過去のことは振り返ってる時間もない。今はベイスターズのために必死に頑張ることだけです」と引き締まった表情。

 さらに「勝負の世界に、はい、ポジションどうぞというような世界はないと僕は思っています。アメリカでプレーした4年間、それ以前のベイスターズでの10年間、これからも変わらず自分のパフォーマンスでポジションを取りにいくだけだと思っています」と述べた。

 米国暮らしの中でも古巣の戦いぶりは「毎日試合の結果は見ていた。まだ、合流していないので曖昧なことは言えないですが、非常に若い選手が多く魅力のある選手がそろっている。敵チームからもいやがられる選手が数多くいる。非常に楽しみなチーム」と印象を述べた。横浜高の後輩でもある度会は開幕から全試合に1番で出場しており、「誰が見ても非常に魅力ある選手。全てのことができる選手。ベイスターズの中心になって勝利に貢献していく選手になることは間違いない」と期待を寄せた。

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