あぁ巨人…早くも借金生活突入 メンデス背信の4回4四球4失点KO 2年目・萩尾の待望初アーチも空砲

[ 2024年4月3日 20:43 ]

セ・リーグ   巨人2―5中日 ( 2024年4月3日    バンテリンD )

<中・巨>4回、険しい表情でベンチから声を出す阿部監督(中)(撮影・椎名 航)
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 巨人は敵地で中日に敗れ、開幕2連勝のあとで3連敗。開幕5試合で早くも借金生活に突入した。中日に同一カードで負け越すのは昨年5月以来11カ月ぶり。

 今季初登板初先発となった来日2年目左腕・メンデスが2回に中田の安打と細川、木下への四球で1死満塁のピンチを招き、村松に右前適時打をされて2失点。

 4回にも細川の安打と村松、大野への連続四球で2死満塁とされてから三好の左前適時打でさらに2点を失い、4回4安打4四球4失点で早々にKOされた。

 打線は、左肘手術のため昨年4月4日のヤクルト戦(バンテリンD)以来1年ぶりのマウンドとなった相手先発左腕・大野に4回1死まで完全投球に抑えられ、この回、門脇、丸の連打で築いた1死一、三塁から岡本和の併殺崩れとなる遊ゴロで1点返したものの、1点どまり。

 1―4で迎えた5回には大城卓、オコエの連打で無死一、二塁と反撃のチャンスをつかんだが、吉川、メンデスの代打・長野、萩尾が凡打して無得点だった。

 1―4のまま迎えた8回には4番手右腕・祖父江から2年目の萩尾が左翼スタンドへ待望のプロ初アーチを放って2点差としたが、2死一塁で主砲・岡本和が5番手右腕・勝野に空振り三振。

 その裏、3番手右腕・ケラーが前夜に中川がサヨナラ弾を浴びた細川に2戦連発となるソロ弾を浴び、9回には相手守護神・マルティネスから坂本、オコエ、吉川と3安打を集中したが無得点に終わった。

 中日・大野は5回4安打1失点で2022年9月25日の巨人戦(バンテリンD)以来556日ぶりとなる通算85勝目。巨人戦は通算19勝25敗となった。

 メンデスは来日2年目で中日戦初の失点&初黒星。今季防御率は9.00となっている。

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